Health 糖尿病攻略

食後血糖値のカギを握る!インスリン注射の「タイミング」


 

 

こんにちは!みっくんです!

今回は「食後血糖値コントロールのカギを握る!インスリン注射の"タイミング"」

というテーマでお話しします!

 

糖尿病と闘う患者さんにとって、血糖コントロールのためのインスリン注射は欠かせません。

特に、食後血糖値のコントロールは重要な課題です。

私も1型糖尿病患者として日々奮闘する中で、その難しさを痛感しています。

 

食後血糖値のコントロールについては、多くの方がこんな「悩み」を抱えているのではないでしょうか?

 

「食後血糖値が高い...」

「食後にインスリンを追加打ちすることが多い...」

「食後血糖値が乱高下しやすい...」

 

私もこれらの壁にぶつかりながら試行錯誤を繰り返してきました。

その中である"攻略法"を見つけました!

食後血糖値の悩みは、インスリン注射の"タイミング"を工夫することで解決できます!

 

みっくん
インスリン注射の"タイミング"改善によって得られる効果について詳しく解説します。

 

 

こんな方におすすめ

インスリン注射を必要とするすべての糖尿病患者さんとそのご家族

食後血糖値が安定せず悩んでいる方

インスリン注射のタイミングについて、ノウハウを知りたい方

 

 

 

 

食後血糖値の"攻略法"

食後血糖値コントロールのカギを握るのは「インスリン注射の"タイミング"」

 

これについてもう少し具体的に解説すると、以下のステップに分けられます。

 

"タイミング法"の2ステップ

① "食前"血糖値を「分類」
② タイプ別にインスリン注射のタイミングを「調整」

 

つまり、食前血糖値に対してベストな注射タイミングを"パターン化"し、食後血糖値の安定化を目指します。

なお、本記事で扱う「インスリン注射」とは、"超速効型"のものを指しますのでご注意ください。

 

では、それぞれ詳しく解説していきます。

 

パターン①:食前血糖値=「目標値」

まずは、食前の血糖値が「目標値」の場合です。

食前血糖値(=空腹時血糖値)の目標は、主治医の先生と決めている場合や
自分が目指している値があるとおもいますので、個人差があります。

よって、ここでは「目標値」と表現します。

 

 

【参考】厚生労働省では、「特定保健指導」の基準値を空腹時血糖100mg/dl以上と定めています。

空腹時血糖が100mg/dlを超えると糖尿病の発症リスクが2倍以上になることなどから、
空腹時血糖100mg/dl以上またはHbA1c(糖化ヘモグロビン)5.2%以上を特定保健指導の基準値としています。[出典元:e-ヘルスネット(厚生労働省) ]

 

 

パターン①の攻略法について結論を先に述べます。

パターン①攻略法

インスリン注射と「いただきます」の"間隔を空ける"

 

"超速効型インスリン"には多くの種類がありますが、
注射してから作用するまでの時間は一般的に「10~20分間」と言われています。

一方、食事による血糖値の上昇速度はインスリンの効果発現よりも早く、
特に、糖質の多い食事の場合は血糖値が急激に増加します。

 

そのため、インスリン注射の時刻=食事開始の時刻としてしまうと、
インスリンが作用する前に血糖値の上昇がスタートするため、

食後血糖値急上昇 ⇒ インスリンが遅れて作用 ⇒ 血糖値が不安定...

という流れを生んでしまいます。

 

このリスクを回避し、食後血糖値を安定させるために有効なのが、
【インスリン注射と食事開始の"間隔を空ける"】というテクニックなのです!

 

つまり、インスリンの作用開始と血糖値の上昇開始を"同時"にすることを狙います。

これにより血糖値は緩やかに上昇し、インスリン作用が勝つことで食後血糖値の安定化が期待できます。

 

私の場合、インスリン注射~食事開始の間隔は「10分」と決めています。

例えば、朝食を8時に食べる場合、超速効型のインスリンは7:50に打ちます。

 

重要なのは「自分に合ったやり方」を見つけることです。

インスリンの効き方、血糖値の上がり方は人それぞれですので、
日々の記録をとり、分析を重ね、自分にとって最も効果がある時間を見つけてみてください!

 

 

POINT!

・注射と食事開始の「間隔」を空けることで食後血糖値の安定化が期待できる!

自分に合った「間隔」を見つけよう!

 

 

 

パターン②:食前血糖値=「高血糖」

食前血糖値が安定しているパターン①の場合、
インスリンの作用開始と血糖値上昇は"同時"でOKでした。

しかし、パターン②では食前ですでに高血糖であるため、
食後血糖値を安定状態に持っていくためには、インスリンの作用開始が先行する必要があります

 

ここで有効なのが、「ベース間隔に+αする」というテクニックです。

つまり、パターン①で決定した注射と食事の"間隔"を「ベース」としたうえで、
食前血糖値に応じて"間隔"をさらに「追加」するということです。

 

ここで決める必要があるのは以下の2つです。

 

(1)【判断基準】:食前血糖値がいくつのときパターン②を採用するか?

(2)【追加時間】:何分追加するか?

 

私の場合、
(1)「食前血糖値が150mg/dl以上」のときに、(2)「5分追加」しています。

つまり、ベース時間:10分 + 追加時間:5分 = 「15分間」 となります。

 

こちらについてもパターン①と同様、
自分にとってベストな判断基準・追加時間を見つける必要があります。

 

 

パターン③:食前血糖値=「低血糖」

この場合は間隔を空けないですぐ食べてください!

 

注射と食事は同時で構いません。

著しい低血糖の場合は注射は後追いでも問題ありません。

 

とにかくすぐ食べてください!

 

注射のタイミングで高血糖を回避することはもちろん重要ですが、

それによって低血糖が悪化してしまっては元も子もありません。

 

低血糖のほうが短期的なリスクは圧倒的に高いのです!

 

 

 

【注意!!!】必ず"個人差"がある!

インスリン注射のタイミングが食後血糖値攻略のカギとなることは納得していただけたでしょうか?

 

ここで注意点として必ず理解して頂きたいことがあります。

効果的なタイミングには個人差がある

ということです。

 

同じ"超速効型"のインスリンでも現在は多くの種類が流通していますし、
当然ながら使用者によって効き方にも個人差があります。

 

このことを念頭に置いたうえで、自分に合ったやり方を探してみてくださいね。

 

 

注射の"単位数"も重要

ここまで、主に注射の"タイミング"について解説してきました。

この他にも食後血糖値のコントロールに大きな影響を与える要素はいくつかあります。

 

その中でも"タイミング"と並んで特に重要になるのが、

「注射を何単位打つか」という問題です。

 

ここで有効なのが「カーボカウント」というテクニックです。

こちらについては別記事で紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

 

まとめ

最後に本記事の内容をまとめます。

食後血糖値は「インスリン注射のタイミング」で攻略できる

"食前"血糖値を「分類」 ➡ タイプ別に注射タイミングを「調整」

パターン①:注射と食事開始の「間隔」を空ける ➡ 自分にとって最適な"ベース間隔"を見つける

パターン②:"ベース間隔"+α で 食後血糖値の安定化を目指す

パターン③:注射と食事開始を「同時」にする。場合によっては注射は後追いでも可。

 

 

 

いかがだったでしょうか?

本記事の内容を理解していただき、良い結果に結びつくことができれば幸いです。

 

糖尿病は時間をかけてコツコツと向き合う病気です。

収集した情報や、得た学びをどれだけ闘病生活に還元できるかが大切です。

 

私のブログがその一助になることができればとてもうれしいです。

今後も有益な情報発信を目指していきますので、ほかの記事もぜひチェックしてみてくださいね!


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